歯科口腔外科は、口腔(口の中)や顎(あご)、顔面に現れる病気の治療を行います。
当院の院長は日本口腔外科学会認定医です。口腔外科治療を専門としており、親知らずの抜歯はもちろん、あらゆる口腔の疾患に対応いたします。
親知らずは、大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯で、前歯から数えて8本目の歯のことをいいます。一般的には20歳前後に生えてくることが多く、個人差があり生えてこない人もいます。
斜めに生えたり、歯ぐきに埋まったりするなど、歯並びに悪影響を及ぼしたり、炎症や痛みがでたりする場合には抜歯が必要です。
顎関節症は、顎の関節を構成する骨、筋肉、靭帯といった構造のバランスがくずれることで生じます。
「顎が痛い」「口が開きにくい」「顎を動かすと音がする」「ものが噛みにくい」といった症状が現れます。生活習慣指導や投薬治療、マウスピース等の治療を行います。
ドライマウスとは、さまざまな原因により主に唾液の分泌量が少なくなり、お口の中が乾燥状態となることです。唾液量が少なくなると口腔内に細菌が繁殖しやすくなり口臭の原因ともなります。
当院では、唾液量検査を含めた検査を行い、原因に応じた治療、口腔の乾燥状態の緩和を目的とした口腔ケアを行っております。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が頻繁に停止してしまう睡眠障害のことです。睡眠時無呼吸症候群になると、大きないびきをかくだけでなく、放置していると体の健康に大きく影響を及ぼすことがあり、命を縮めてしまうこともあると言われています。
当院では、マウスピース療法に対応しております。内科の医師の紹介状があれば保険適用にもなります。
口内炎をはじめとする口腔内の粘膜に発生する病気を総称して粘膜疾患といいます。 粘膜の疾患は局所的なものから、全身疾患の部分症状として生じるもの、アレルギーに起因するもの、また、良性のものだけでなく悪性腫瘍(癌)の場合もあり、非常に多くの病変があります。
病気の早期発見のため、粘膜が痛い、凸凹してきた、白くなっている、黒くなっているなど異常を感じたら早めに受診して治療を受けましょう。
嚢胞とは、むし歯などで歯の神経がだめになってしまった場合、歯根の先に出来る膿の袋です。歯内療法(歯の神経の治療)で治らない場合が多く、歯肉を開いて膿の袋を取り出します。
転倒や事故などの外傷により、歯がグラグラする(亜脱臼)、抜け落ちてしまう(脱臼)、歯肉の中に入ってしまう(嵌入)ことがあります。正しい位置に戻し固定します。
受傷後早期の治療が大切です。
舌や口唇が切れてしまった場合は正しい位置で縫合し、慎重に経過観察を行います。
抜け落ちてしまった歯は、できるだけ歯の表面を触らずそのままの状態で牛乳に浸して持ってきて下さい。
インプラントは、歯の抜けた部分の骨にチタン製のネジのようなものを埋め込み、その上に人工歯を作る治療法です。入れ歯などと比べ噛みやすく、ご自身の歯のように使うことができます。